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【JIBING&GRANDTRICK】シーンごとに見るボードの特徴

 

楽しみ方が多様化しているスノーボードだが、ジャンルによって極端に性能の違いがあるわけではない。ただ、やはりジャンルによって使い勝手のいい特徴というのはあるわけで、それがどんな傾向か探ってみた。

 

 

【JIBING&GRANDTRICK|ジブ&グラトリ】

 

パークのなかでもとくにレールやボックスでのトリックを好んで楽しむスタイル・ジブ&グラトリ。いかにスムーズにボードをスライドさせるか、あるいはいかにバター系の動きから素早くスピンを入れられるかがポイントとなるスタイルは、やはりギアの特徴を掴んでいるかどうかでスタイルの出しやすさ、カッコよさが変わってくる。

 

photo:Kensuke Itahara
rider:Yuya Akada

 

 ジブは、短くて柔らかいボードを選ぶのがポイント。レールやボックスを攻略する時は、低速でもボードをコントロールがしやすいことが大事になる。ボードの反発はそれほど必要としない。実際にトリックをする時は、正面からアプローチする場合はアイテムの入り口にあるリップを使えばいいからだ。ただ、アイテムに対してサイドからトライする、いわゆるサイド・インをする時を考えると、短くて柔らかいボードが有効に働く。全体が短いとノーズやテールが振りやすく、フレックスが柔らかいと動かしやすいのだ。ほどよくジャンプしてボードをレールやボックスの高さにも合わせやすい。また、ボックスの上でスライドさせながらボードをスムーズにスピンさせたりすることも簡単だ。

 

 形状は、ロッカーやボードのセンターが反り上がっていないフラット系がおすすめ。キャンバーボードは、反発が強くアイテムにアプローチするとなるとそれなりにコツが必要。たとえば、サイド・インの時に上半身の先行動作と踏み込む動きを意識してボードを操作するので、上級者でもそれなりに気を使う。

 

 グランドトリック(以下、グラトリ)、プレスからスピンという流れが大事になる。ボードのほどよい長さとフレックスの反発、そしてトーションの程よい粘りが必要だ。部分的な剛性でいうと、センターがしっかりしていてノーズとテールが柔らかいと動かしやすく高速スピンを引き出しやすい。グラトリは、ノーズやテールで雪面を押すようにプレスしながら、反対側の脚は浮かすようにして上半身をひねりつつスピンを引き出す。左右の脚を独立して使うので、ボードが程よくねじれるほうがスピンにもってきやすい。レングスが短すぎず反発があり、ねじれがうまく使えるボードがグラトリには適している。

 

 

 

 

FTWO SNOWBOARDS
BLACKDECK SO
ラインナップに新しく加わったモデルは、BLACKDECKをベースにカーボンストリンガーを左右のエッジの際に配置し強靭さを増している。カービングも楽しめる。

 

 

STEPCHILD
DIRT BAG
ファンライディングのために作られた、フラットキャンバー構造のフリースタイルモデル。ファイバーグラスが反発力を高め、トリックの精度、高さをアシストする。