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すべってしゃべれる店長が教えます!【ジャンル別、ギアの傾向と対策】

 

どうにかすべれるようになった。次は、目指したいスタイルに向かって進むためにどんなモデルを選べばいいのか? となったビギナーに向け、何でも知っている店長がジャンルごとに大切なギア選びをレクチャー。

 

私が教えます!


池下“Jesse”孝志
茨城県水戸市にあるプロショップ「mind.(ソサイアティ02水戸店/029-357-3338」店長。ギアへの造詣が深く、またジャンルを問わずなんでも乗りこなすライダーでもある。
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■Carving

全体的にしっかり感のあるギアでカービングマスターを目指せ!
カービング系がうまくなりたいと思うのならば、スピード域が中高速になるので、レングスも有効エッジ長も標準サイズより若干長いものを選ぶといいでしょう。そのほうがしっかりと雪面をとらえることができ安定感も引き出せます。フレックスもミッドからハードがいいでしょう。形状はキャンバーベースがいいと思います。ブーツもバインディングも、板が硬くなる分パワーが必要になるので、ブーツやバインディングに助けてもらう必要があります。ある程度硬いものを選ぶといいでしょう。ブーツは、カカトの収まり感を意識したいですね。体にあったもので楽にカービングを描きましょう。ちなみに、標準サイズというのは、自分の足元から口の位置くらいの長さを言います。信頼のおけるショップに相談しましょう。

 

OGASAKA SUNOWBOARDS
CT
しなやかなフレックスで、マイルドに雪面をとらえていくのが最大の魅力。気持ちよくオールラウンドに楽しめる一台

 

 

 

■Freeride

ボードはミッドからハードなフレックスブーツ、バインはソフトからミッド
いろいろな斜面をイメージ通りにすべれるようになりたい! というのであれば、スピード域はやはり中高速を目指し、そこで安定感とともに自由な操作性を引き出せるようなギア選びをしたいものです。ゲレンデクルージングから地形遊び、カービングターンなどなど、斜面を選ばず自由自在にターン弧を描きながらすべりたいのであれば、ボード形状はキャンバーやダブルキャンバー、Mキャンバーなどがおすすめです。フレックスもミッドからハードなものがいいでしょう。スピードが出ても安定感が得られます。ブーツは、足首の動きやすさがポイント。斜面変化に応じて動けるように、ソフトからミッドなフレックスがおすすめ。バインディングについても、ブーツと一緒。ソフトからミッドなもので動きやすさを重視しましょう。

 


GNU
MONEY
ゲレンデクルーズを対象に、オールラウンドボードとして開発されたモデル。高いコントロール性能と、優れた直進性を併せ持っている

 

 

 

 

■Powder

広いオープンバーンなら適度に硬めツリーランやゲレパウは動かしやさが大事
これは、すべる状況によって違いが出てきます。ある程度斜度があるうえオープンバーンで大きなターンが描きたいなら、標準より+10㎝くらい長いボードを選びたい。スピードも出てくるので、安定感のあるなかで浮力が得られるSキャンバーやオーソドックスなキャンバーモデルでもいいでしょ。フレックスもミッドからハードと適度に硬いほうが安定感が出ます。ゲレンデパウダーやツリーラン重視なら標準より1サイズ大きめくらいに留めておいて、WキャンバーやSキャンバー、またロッカーなどがおすすめです。トップとテールが動かしやすいのでコントロール性がよく、ラインがタイトなツリーランでも操作しやすいのです。ブーツもバインもソフト系を選びましょう。

 


LIB TECHNOLOGIES
ATTACK BANANA
楕円形の大きなツインキャンバーを両足元に配置することで、高速安定性はもちろんキッカーでの抜群の安定感を示す

 

 

 

■jibing & grandtrick

テクニカルな動きが求められるので標準より短く柔らかめをチョイス!
中低速域でテクニカルな動きが求められるジブ&グラトリ。ボードの長さはこれまでとは逆に、標準より短めなものを選ぶのがベスト。タイトな動きをしたり、プレスでつないでスピンを入れたりという動きを考えると、柔らかくしなやかさがあり短めのモデルが断然有利。キャンバー形状からWキャンバー、フラットキャンバー、ロッカーといったところが目安となります。そして、ソフトからミッド系のフレックスがいいでしょう。ブーツやバインもソフトからミッドで動きやすさを重視。ただ、柔らか過ぎは禁物。逆に身体への負担が大きくなります。程よくホールドして動けることが大事。ローカットのブーツや、ローバックバインディングをチョイスするというのもありですね。

 


PUBLIC
Bradshaw Public Opinion
クラシックなキャンバー構造でクセがなく、昨シーズンよりマイルドなフレックスが低速での扱いやすさを引き出してくれる

 

 

 

 

■jump

しっかりとカービングが描けランディングの安定感を重視する
ハーフパイプはカービングターンの連続なので、スピード域もおのずとあがります。しっかりとターンが描けるキャンバー形状がおすすめ。その他のスロープスタイルやビッグエアでも、アプローチ時のスピード、またランディング時の安定感を考えると、しっかりとしたキャンバー形状がいい。フレックスも、オーリーの反発が大事になるのでミッドからハード目のモノを選びたい。ジャンプだけにこだわっていきたいならば、ワイド形状の直進性のあるボードを選ぶというのもありです。ブーツやバインディングは、とくにランディング時に足首に負荷がかからないようにミッド、もしくはハードで、ある程度足首を固定してくれるモデルを選びましょう。ただ、上達が進むにつれグラブを入れスタイルを出したいとなったら、しっかりしたなかにも足首の動かしやすさが大事になります。

 


SCOOTER
SCT
クイックな反発であらゆるジャンプトリックを可能にするSCTがフルモデルチェンジ。安定性はそのままに操作性がさらに向上

 

 

 

 

■banked slalom

テールがズラしやすく動かしやすいギアを選んでみよう!
バンクドスラロームは、コースの形状にもよって求められる動きも変わります。バンクとバンクが直線的でつながっているものもあれば、バンクが連続してリズム変化が激しいコースもあります。いずれにせよ操作のしやすさが大事なポイントになります。バンクが連続するようなコースなら、テールのズラしやすさが必要です。長さも標準的なサイズがベスト。少しスピードを求めるならば、やや長めのものをチョイスするというのもありです。フレックスはミディアムタイプがおすすめ。形状は、キャンバーかSキャンバー、ビギナーはロッカー形状でもいいかもしれません。ブーツやバインディングはソフトかミッド。この辺は、自分のレベルに合わせて、最適なギアを選びたいですね。

 


SCOOTER
DAY LIFE
弱テーパーのマルチカットシェイプとナチュラルなフレックスが抜群の操作性と安定感を導く。地形や不整地でも安心の乗り味